留学カウンセラー金谷のブログ

普段留学したい人の相談にのっています。自分の留学の実体験や最新の留学事情を記事にしていきます。

留学時代に出会った友達について語ろうと思う その1

こんにちは、金谷です。

 

すでに何回かご紹介させていただいている私の留学生活ですが、一番よかったと思えることはやはり、

 

素晴らしい仲間達と出会えた

 

これに尽きるのではないでしょうか。

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二十歳そこそこの若造にとって、言葉も通じない、全く知り合いのいない環境は過酷でした。そんな中でお互いに切磋琢磨し高め合うことのできる仲間に出会えることは、その後の人生においてもかけがえのないものです。しかし、一方で残念ながらそういう高め合いのできない残念な出会いがあることも事実です。

 

一般的に、留学中に同じ日本人同士とばかりで行動し、結局英語が上達しないというのはよく聞く話ですが、逆に同じ日本人同士だからこそ、競い合うところは競い合い、助け合うところは助け合うそんな関係もあることを教えてもらいました。

 

今日は、私が出会えてよかったと心の底から思える人との出会いを紹介したいと思います。

 

関西出身のYくん

1年年下の彼とは、最初に留学したClinton Community Collegeで出会いました。彼はいわいる元不良で、それまで全く勉強をしてこなかったそうですが、一念発起して海外でも通じるビジネスマンになるために留学を決意したそうです。最初のうちは、強面の外見と、年上の彼女と一緒に渡米していたことに、勝手に引け目を感じていました(笑)。しかし、全く勉強をしてこなかったブランクを埋めるように貪欲に勉強を始め一部教科(数学や化学)などは私が教えることもあったのですが、英語についてはあっという間に私より上達していきました。そんな中で、年下であるにも関わらず尊敬できる好敵手として、同じビジネス、経済を志す仲間として時にはお互いの夢を一晩中語り合う間柄になっていきました。最後、私が半年早く短大を卒業し、新たな場所でひとりでの生活を始める前日、「今度会うときは、ビジネスのライバルとして逢おう」といって別れたきりです。その後、他の仲間とは連絡を取り合う機会がありましたが、私は自分が自分の足でキッチリ稼ぐことができると思っていないうちは連絡をとるつもりはありません。おそらく彼もそうでしょう。私もまだまだビジネスマンの端くれですが、いつか彼と対等なビジネスをする間柄として再会できるのを楽しみにしています。

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関西出身のOくん

彼とも最初に留学したClinton Community Collegeで出会いました。一言で言うと彼は超イケメンでスポーツ万能、特に高校時代から続けていたバスケは本場アメリカ人も一目置くほどで友達も多く、とにかくモテていました。しかし、その性格は侠気に溢れ、家事も華麗にこなすなど、車も、学校の寮を出ての生活も我々の同期の中では一番最初にデビューする活動家でした。私はというと、全くモテることなく、インドア派で正反対の性格が功を奏したのか、彼とも不思議と馬があい結構いろいろな所に遊びに行ったりもしました。卒業後も、彼が仲間を連れてインド旅行に行った際、わざわざ成田経由で帰国し私の家に遊びに来てくれたこともありました。私が、日本で就職するきっかけになった就活フォーラムも彼からの紹介で、まさに私の社会人生活は彼のアドバイスによって始まったといっても過言ではありません。最終的に彼は、ハワイの大学に編入し、そこでファイヤーダンスのアルバイトをしながら人脈を広げ、今も現地の観光業界で活躍しているようです。

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いかがでしょうか。個人的な話になりましたが、何が言いたかったのかというと、普段日本にいる時と違い、異国にいるときには不思議と「自分と全く違うタイプの人たち」と仲良くなることができるチャンスが増えるということです。私も留学前も帰国後もYくん、Oくんのようなタイプの人とは仲良くなることはありませんでした。たぶん、2人もそうでしょう。しかし、異なるタイプの人たちと切磋琢磨すると、必然的にいろいろな体験ができますし、そういう機会を作る上でも、留学って素晴らしい経験だったなと思っています。明日も、もう2人私の留学生活を語る上で欠かせない人たちについて話したいと思います。